シーバスはなぜ明暗が釣れるのか?初心者向けに釣り方も解説

シーバス明暗釣れる シーバス
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シーバスフィッシングにおいて「明暗」は、非常に重要な釣りの要素です。

特に僕のホームフィールドである東京湾奥でのシーバスフィッシングでは、非常に多くのシーバスが釣れる1級ポイントが「明暗」です。

この記事では、明暗をどのように利用してシーバスを効率的に釣るか、具体的な例を交えながら詳しく解説します。

なぜ明暗が釣れるのか?シーバスが明暗を好む理由

シーバス明暗画像

まずは「明暗」について理解を深めましょう。

明暗とは?なぜ明暗にシーバスが集まるのか?を解説します。

そもそも明暗とは?

明暗とは、シーバスフィッシングにおいて非常に重要な概念です。

これがシーバスの行動に大きく影響を与えます。

具体的には、水面や水中で日光や人工光が作り出す明るいエリアと、それに隣接する影のエリアとの間の境界を指します。

この境界線は、シーバスにとって非常に魅力的な狩猟場所となります。

明暗の生態的重要性

シーバスは視覚を頼りに獲物を探す魚で、特に明暗の境界にいる獲物を捕食しやすいとされています。

明るい場所から暗い場所へと移動する小魚やその他の餌は、シーバスにとってはっきりとしたターゲットとなります。

明暗の境界が鮮明であるほど、シーバスはそのエリアでの狩猟を有利に進めることができます。

(視覚だけではなく、波動も感じています。)

明暗が作られる環境

自然界では、橋の下、岩の陰、水草の茂るエリアなどが自然に明暗を作り出します。

また、都市部では橋の構造物や埠頭、さらには夜間の照明が水面に投影されることで強い明暗が作り出されることがあります。

これらの場所では、シーバスは獲物を待ち伏せやすく、また逃げ場としても利用しやすいため、非常に好まれます。

明暗を利用した釣り方

シーバスを狙う際には、これらの明暗の境界線を意識してルアーを投げることが重要です。

特に、夕暮れ時や夜間にライトアップされた橋の下などでは、シーバスが活動的になるため、その時間帯の釣行がオススメです。

ルアーは明るいエリアから暗いエリアへ、流れも利用しながらスムーズに引くことで、自然な餌の動きを模倣し、シーバスの興味を引きやすくなります。

なぜ明暗でシーバスが釣れるのか?

シーバスが明暗を好む理由には、いくつかの生物学的および行動学的要因が関連しています。

これらの要因を理解することで、シーバスの釣り戦略をさらに洗練させることができます。

  1. 視覚の利点: シーバスは視覚に依存して獲物を捕らえるため、明るい場所から暗い場所に移動する獲物はより目立ちます。この視覚のコントラストがシーバスにとって明確なターゲットとなり、攻撃のタイミングを計りやすくなります。
  2. カモフラージュ: 明暗の境界にいるシーバスは、背景に溶け込むために見つかりにくくなります。これにより、獲物がシーバスの存在に気づくのが難しくなり、シーバスは驚かせることなく近づいて捕食することが可能です。
  3. 捕食効率の向上: 明暗の境界は、小魚や他の餌が自然と集まる場所であることが多いです。これは、小魚が明るい水域から暗い水域へと移動する際に一時的に方向感覚を失うため、シーバスにとって絶好の捕食機会を提供します。
  4. 獲物の行動: 獲物は明るい場所から暗い場所へと移動する際に警戒心が低下する傾向があります。この自然な行動パターンを利用することで、シーバスは効率的に獲物を捕らえることができます。

シーバスが明暗で釣れる!実践的アドバイス

シーバス明暗で釣れる

明暗とは何かが理解できましたか?次は実践的なアドバイスをします。

ルアーの色、タックル選び、釣り方を初心者向けに解説していきます。

ルアーカラーの選択時のアドバイス

ルアーの色選びは、シーバスフィッシングにおける重要な要素です。

カラーは関係ないというアングラーも中にはいますが、僕は関係していると実感してます。

特に明暗を利用する場合、どの色を選ぶかが釣果に大きく影響します。

以下に具体的なルアーカラーの選び方と、実績のある色も紹介します。

明るい環境でのルアーカラー(昼間の明暗)

明るい場所や自然光が強い条件下では、ナチュラルカラーが最も効果的です。

都市部の明暗ポイントは夜でも街の灯りが明るいですよね。

そんな場所ではナチュラルカラーも有効です。

ナチュラルカラーとは、魚の自然な色彩を模倣したルアーで、例えば銀色やオリーブグリーン、茶色がこれに該当します。

これらの色は、自然界に存在する魚の色に近いです。

そのため、シーバスに警戒されにくく、自然に溶け込むことができます。

暗い環境でのルアーカラー(夜の明暗)

暗い場所や夜間などの低光量条件下では、より目立つ色や反射する素材のルアーを選ぶと良いでしょう。

特に効果的なのは、光を反射するシルバーや蛍光色、明るい白や黄色です。

これらの色は、少ない光でも目立ちやすく、シーバスの注意を引きやすいです。

また、暗闇で光るルアー(グロー)も特に夜間の釣りで有効とされています。

実績のあるルアーカラー

ルアー画像

  • チャート: 明るい緑黄色で、特に濁った水や暗い条件下での視認性が高く、シーバスに強い反応を引き出すことが多いです。
  • ピンク: シーバスはピンク色に対して好奇心を示すことが多く、特に曇りの日や朝夕の薄暗い時間に有効です。
  • ブルーシルバー: 青と銀の組み合わせは、自然光の下で魚の鱗を模倣し、リアルな魚の動きを演出します。この色はクリアな水質の場所で特に効果を発揮します。

これらの色を状況に応じて選ぶことが大切!

シーバスの活動パターンや環境に合わせた効果的なアプローチが可能となります。

ルアーの色を変えることで反応が改善されないか試してみるのも一つの手です。

タックルセッティング

シーバスフィッシングでのタックルとルアーの選び方にはいくつかの重要なポイントがあります。

これらを理解し選択することで、釣果の向上が期待できます。

PEラインの利用

シーバス用のPEライン(ポリエチレンライン)がオススメです。

細さと強度のバランスが良いため、遠投が可能になります。

また、ラインの伸びが少ないためシーバスの繊細なアタリを感じ取りやすくなります。

一般的に、シーバス釣りでは0.8号から1.5号のPEラインが推奨されます。

これにより、風の影響を受けにくく、正確なキャスティングが可能となります。

ルアーの選び方

シーバスを効果的に誘うためには、ルアーの種類とその動きが鍵を握ります。主に以下の種類があります。

  • ミノープラグ: 小魚を模したルアーで、浮くタイプと沈むタイプがあります。水中での自然な動きがシーバスを引き寄せるため、特にクリアな水質での使用が効果的です。
  • バイブレーションルアー: 水中で振動を発生させるルアーで、その振動によりシーバスの注意を引き、攻撃を誘発します。特に視界が悪い状況や深場での使用に適しています。
  • トップウォータールアー: 水面すれすれを動くルアーで、シーバスが水面を割って飛び出してくるダイナミックなフィッシングが楽しめます。特に暖かい季節や早朝・夕暮れ時に有効です。

先ほど解説した、カラーとの組み合わせで試行錯誤するのが楽しいですよ。

タックルのセットアップ

シーバスロッドには、キャスティング性能と操作性を考慮したモデルを選ぶことが重要です。

一般的には、長さが2.5メートルから3メートルのロッドが推奨され、ルアーや状況に応じて選択することが望ましいです。

都市部や小場所を狙う際は短めのロッド。

広い場所でより遠投が求められる場所では長めのロッド。

僕はこのように場所によって使い分けています。

リールについては、3000番から4000番程度のものがバランス良く使用でき、十分なドラグ性能も十分です。

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これらのタックルとルアーを適切に組み合わせることで、シーバスフィッシングの楽しみが大きく向上します。

始める際には、基本的な組み合わせからスタートし、経験を積みながら自分に合ったスタイルを見つけていくのが良いでしょう。

実践的アプローチ: 明暗でのドリフトとルアー操作

この釣り方は、特に橋脚や岩陰などの明暗がはっきりしている場所で効果を発揮します。

ここでは、シーバスが好む自然な獲物の動きをルアーで再現するためのテクニックを使います。

ドリフト釣りの基本

  1. ルアーの選択: シンペン、ミノーを選びます。これらのルアーは自然な魚の動きをよく模倣できるため、ドリフト時の自然な動きがシーバスの興味を引きます。
  2. ポジショニング: 明るい場所と暗い場所の境界線に立ち、ルアーを流れに乗せて自然にドリフトさせます。橋脚の上流側からルアーを投げ、流れに乗せて橋脚の下を通過させると良いでしょう。
  3. ラインコントロール: ラインのテンションを一定に保つことが重要です。ルアーが流れの中で自然に動くように、リールの巻き速度を調節し、ラインのたるみが出ないように注意します。
  4. ルアーのアクション: ルアーがドリフトする間、時折リトリーブを停止してルアーが沈んだり、軽くトゥイッチすることで、瀕死の魚がもがいているような動きを演出します。このアクションがシーバスの捕食本能を刺激します。

ドリフト釣方法の具体例

例えば、東京湾奥での夜間釣行では、橋のライトが水面に反射して作る明るい帯を狙います。

ルアーをこの明るい帯の上流側から放り込み、自然に流れに沿ってドリフトさせます。

このとき、ルアーが暗い部分に達した瞬間に、シーバスが襲いかかることが多いです。

シーバスの位置や行動パターンを予測しながら、彼らの自然な捕食行動を利用する釣法です。

状況に応じてルアーのタイプや色、投げる位置を微調整することが成功の鍵となります。

ドリフトとルアー操作のスキルを磨くことで、シーバスフィッシングの楽しみと釣果を大幅に向上させることができますよ!

明暗を利用すればシーバスが釣れる:ケーススタディ

明暗釣りケーススタディ画像

僕が東京湾奥の都市型河川での明暗釣りに挑戦した際の体験を共有したいと思います。

夜の釣行は、シーバスが活発になる時間帯です。明暗を利用する戦略が特に有効です。

釣行の背景

都市の光が反射する水面は、シーバスにとって魅力的な狩猟場。

私が選んだ場所は、橋の下とその周辺で、ここは橋の街灯と街の光が水面に明暗のコントラストを作り出していました。

釣行のアプローチ

下潮の流れが効いていたので、上流から下流に流れています。特に明るい場所から暗がりへと変わるゾーンに焦点を当てました。

使用したルアーは、フォローティングミノーで、自然な魚の動きを模倣することができるタイプを選びました。

ルアーを橋の明るい側から暗い側へとゆっくりとドリフトさせ、シーバスの注意を引くように心掛けました。

成功の瞬間

ルアーが暗闇に差し掛かると、突然のアタックがありました。

瞬間的にラインが張り、シーバスとのエキサイティングなファイト!

このシーバスは、明暗の境界で待ち伏せていたようで、ルアーがそのエリアに入った瞬間に反応したのです。

まとめ

明暗を戦略的に利用することの重要性を改めて認識しました。

特に都市部では、人工的な光が自然界のルールを一変させるため、これを理解して活用することが釣果を大きく左右します。

夜間の光と影を利用した釣りは、シーバスに新たな刺激を与え、彼らの本能的な行動を引き出すための効果的な方法です。

シーバスフィッシングでは、環境の理解と適切なルアーの操作が成功への鍵となります。

実際に水辺での体験を通じて学んだことを活かし、一人ひとりがより良い釣り戦略を構築していくことが重要ですね!

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